雨上がり Vol.2
ペンキの濃厚な質感と発色が好み。
街中の黄色が映える。
緑は夏の方がいいかな。
こんな風に現像しよう、と思ってそんな風に現像した写真。
赤色は季節感なく通年映える気がする。
Nikon Z6 × NOKTON Classic SC 35mm/F1.4 Ⅱ
日常的にそこにあるものが、こんな雨上がりの薄暗い中で印象的に見せることが出来る写真(現像)って改めて凄いし楽しい。
本土寺 紅葉 Vol.2
そして2周目は NOKTON Classic SC 35mm/F1.4 Ⅱ での撮影。
24-70mmズームレンズとは違う少しより気味の視点で撮影しようと思ったものの、紅葉した葉っぱがあまり美しいものが無く...。
結局、殆ど同じ引きの絵を撮ることに。
これは先の Z 24-70/4S レンズとほぼ同じ視点からの写真だけれど、意外とこっちの方が雰囲気がでて好みな仕上がりに。
ノクトンは空の青が白からのグラデーションで透明感があり、この明度差が効いているのかもしれない。
これは実際の目で見た見え方とは違うので、再現性で言えば当然ネガティブな結果なのだが、良し悪しでは無く好みの問題。
こちらは開放。意外とぐるぐるボケは出なかった。
少し絞ればカッチリ繊細。
透けるような透明感。
exifが残らないから分からないけど、もう少し絞れば良かったかな。
Nikon Z6 × NOKTON Classic SC 35mm/F1.4 Ⅱ
ボケ方の読めないノクトンは紅葉撮影には向かないかな?とも思っていたが、意外と問題なく使えた印象。今回は殆ど寄りでの撮影は行なっていないので、風景撮影として少し絞ったせいもあるが、結果的に標準ズームレンズと差異のない絵作りも出来、35mmという画角のオールマイティさを実感。
次回はまた来年(?)見応えのある紅葉を期待したい。
本土寺 紅葉 Vol.1
先週末、11月の最後に数年ぶりに千葉県の本土寺へ。見た感じピークには少し早くも見えたが、台風の塩害のせいもあるのか葉先は枯れ始めているものも多く、正直なところ入場前の門前あたりが一番綺麗な状況だった。
それほど広い敷地でも無いので、まず最初の一週目は Nikon Z6 に Z 24-70/4S で撮影。
当然この周りには多くの人が居たのだが、その人を避けての撮影にAFズームレンズのありがたみを感じる。マニュアル単焦点では一瞬のタイミングを逃しかねない。
午後2時過ぎごろだったと思うが、すでに日が傾いたような光。とにかく逆光からのポイントを探す。
こういった建造物とのシーンは近所の散歩ルートでは撮れないので出かける価値がある。
なんだか部分的な紅葉加減。15年ほど前に来た時は本当に真っ赤で見事な紅葉だったのだが、4~5年ほど前に来た時には今年のように物足りない状況に。成田山あたりも同じ印象なのだけれどやはり異常気象のせいだろか。
Nikon Z6 × Z 24-70 4S
11月 Vol.3
最近は殆ど NOKTON Classic SC 35mm/F1.4 Ⅱ でばかり撮影していたので、久しぶりに Zeiss Makro Planar 2/50 を持ち出していつもの散歩。 開放で撮ることが多いのだけれどファインダーでのピントのクリアさが段違いに綺麗に見える。NOKTONも少し絞ればクッキリ見えてくるのだが、1.4でのクラシック特有の開放時のぼんやりした甘いピントピークに慣れてきていたので今更ながら新鮮に思えるほど。
クッキリすっきり。フリンジや色収差も無い写り。
透明感があって、背景のボケも自然でうるさくならない。NOKTON Classic SC 35mm/F1.4 Ⅱ ではこうはいかない。
花とか綺麗な色を再現するなら間違いなく見たまま写る。
こういう雰囲気のあるシーンで見せたい絵作りはNOKTONの方が得意そうだけど。
綺麗に写りすぎて雰囲気のある写りに仕上げにくい気も。
シーン全体での雰囲気よりも先に葉脈や葉っぱのディテール、紅葉の色乗り加減など色とカタチに目がいく写り。NOKTON Classic SC 35mm/F1.4 Ⅱ だと多分この逆。
Nikon Z6 Zeiss Makro Planar 2/50
近所の散歩なんかであてもなく持ち出して使うようなレンズでは無いけれど、個性の違うレンズを使い分ける楽しみ方を実感したり。まぁ、単純にMakro Planarを使うにふさわしい撮影目的のために出かけられていないだけ、って話なんですけどね。