11月 Vol.3
最近は殆ど NOKTON Classic SC 35mm/F1.4 Ⅱ でばかり撮影していたので、久しぶりに Zeiss Makro Planar 2/50 を持ち出していつもの散歩。 開放で撮ることが多いのだけれどファインダーでのピントのクリアさが段違いに綺麗に見える。NOKTONも少し絞ればクッキリ見えてくるのだが、1.4でのクラシック特有の開放時のぼんやりした甘いピントピークに慣れてきていたので今更ながら新鮮に思えるほど。
クッキリすっきり。フリンジや色収差も無い写り。
透明感があって、背景のボケも自然でうるさくならない。NOKTON Classic SC 35mm/F1.4 Ⅱ ではこうはいかない。
花とか綺麗な色を再現するなら間違いなく見たまま写る。
こういう雰囲気のあるシーンで見せたい絵作りはNOKTONの方が得意そうだけど。
綺麗に写りすぎて雰囲気のある写りに仕上げにくい気も。
シーン全体での雰囲気よりも先に葉脈や葉っぱのディテール、紅葉の色乗り加減など色とカタチに目がいく写り。NOKTON Classic SC 35mm/F1.4 Ⅱ だと多分この逆。
Nikon Z6 Zeiss Makro Planar 2/50
近所の散歩なんかであてもなく持ち出して使うようなレンズでは無いけれど、個性の違うレンズを使い分ける楽しみ方を実感したり。まぁ、単純にMakro Planarを使うにふさわしい撮影目的のために出かけられていないだけ、って話なんですけどね。