Green Room

散歩スナップメインのフォトブログ。

iPhone 11Pro

 

昨年末、4年使い続けていたiPhone 6sのバッテリーが使い物にならなくなってしまったので買い替えを検討。コスパ的にもiPhone 11に乗り換えるつもりでお店に出向いて実機を手にしたところ、その6.1インチサイズが大きすぎて片手操作では思うように指が届かない事が判明。大きな違いとなる望遠レンズ1つに約3万円オーバーという価格には全く納得出来なかったが物理的な問題は慣れでは解決しないので、泣く泣く5.8インチの11Proに。

経緯はともかくせっかくカメラ機能向上が売りの機種でもあるのでそのパフォーマンスを試してみる。

 

背景がしっかりボケているのはポートレートモード。6sからの乗り換えの自分にとっては全くの新機能。撮影時にF値設定もできるが、撮影後の写真でも数値(効果)変更できるというのは驚き。普通にカメラを使って撮影する者からすると「そんな邪道な。」とも思えるが、実際使ってみると凄く便利で効果的。細かな理屈や設定よりも気軽にシャッターを切って撮った後、気に入った写真を仕上げるという方がスマホカメラでは理にかなったフローなのだと思える。

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数は多くはないがフィルター効果もあり、iPhoneの写真アプリ内で一通りの現像調整ができる。

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これも同じシーンで撮影しているが、「ステージ照明」効果で被写体の背景を自動で黒く消してくれる。確かに耳や輪郭の辺りをよく見ると実際にはあるはずの細かな毛先が背景に溶けてしまっているのが分かる。とは言え、スマホ画面で見る限りは殆ど気にならないし、手間なく違った効果的な写真が簡単に撮れてしまう事の方が有益に思える。

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こちらが超広角13mm画像。普段見慣れないだけにインパクト大。使いどころは難しいかもしれないが、記録写真としてはその写りも十分。

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通勤途中、影の見え方と上部ガラスの写り込みが目についたので撮影。その後電車の待ち時間などで現像してみたり。確かにそういう撮影のモチベーションを持たせるレベルの写真が常に手にしているスマホで手軽に撮れるのは楽しい。

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ホームの細かな凹凸や人のディテールをみると一見、スマホの写真とは思えない。

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超広角13mm。

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望遠52mm。歪み補正も対応。

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普段カメラで撮った写真の現像ではここまで遊んだ効果は殆どつける事も無いが、スマホで見る(インスタ系)手軽なフィルター効果は意外と楽しい。

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F1.8とか。ボケ加減に不自然さは感じない。

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スマホの写真だなんてもう分からない。

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「ステージ照明(モノ)」

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ホントはあるべきごちゃついた背景が完全に見えなくなるというとても都合の良い効果。

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iPhone 11Pro

 

今回、機種変するまでは「言うてもスマホカメラでしょ?」とか思っていたが、実際に最新機種を使ってみると思った以上にそのクオリティに驚かされる。もはやコンデジが売れないのは勿論だが、写真を撮る専用機である高価なカメラの存在意義もが問われるのも無理はないとも。まぁ、今となってはスマホは電話メインの進化物ではなく、「スマホ」という名の統合ガジェットという位置付けだと思えば、その中のカメラ機能もオマケでは無い、メインで成り立つ現在の「専用機である高価なカメラ」であると言えるのかもしれませんが。(値段もそれなりにお高いですし。)

 

とは言えその効果なカメラを使った写真を趣味にしている者からするとちょっと複雑な気がしないでもないですが。