APS-CのXE4用に35mm付近の画角が欲しかったので、Youtubeなどで多く紹介されていた安価な中華レンズ Pergear 25mm f1.8 を購入してみました。そのお値段は約8,000円。Xマウント用なのでアダプタも必要なく、装着感は非常にコンパクトで重さも金属製ながら195gと軽量。このお値段とは思えないしっかりとした作りではありますが、カメラに装着してみると刻印されているメモリ軸がセンターに合っておらず、5mmほどズレていました。また、フォーカスリングのトルクが少し重く、絞りリングはクリック感が無いので不意に動かしてしまうかもしれない懸念がありますが、それでもこのお値段なら許容範囲と言えるのでは無いでしょうか。
実際の写りがこちら。殆どが開放撮影しています。
色味についてはフィルムシミュレーションを使って撮影しているものはあまり参考になりませんが、印象としてはNOKTON Classic に近い雰囲気です。
強いクセが出たのはこのカットくらいでしょうか。
ピンが甘くても雰囲気は良いですね。
開放でもピントはシャープですしボケも綺麗だと思います。
正直なところNOKTON Classic 35mmをf1.8に絞って使ってもほぼ違いは分からないと思います。
写りに関してはお値段以上で間違い無いですね。全然普通に使えますし、普段使いなら十分です。ただそれでもやっぱり所有感としては弱くてこれをメインで使う事は無いと思いますが、気分転換に楽しむといった使い方には十分お勧めできるレンズだと思います。